ニコンD200と一緒に買い揃えた三脚（ベルボンのイージーブラック450B）は使い勝手が今ひとつだったので、ちょっと奮発して同じベルボン（Velbon）社から出ている「ネオカルマーニュ645（Neo Carmagne 645）」に変えました。 これまでの三脚は構図を決めてロックすると写界が微妙に下向きに動いてしまうため、なかなか狙った通りに構図が決まらず微調整に苦労していました。 最近ショップに行ったついでにその点を聞いたところ、何とその原因は雲台のロック機構にあることが判り、いい三脚というのはそういう問題が解決されているのかと感心してしまいました。 今度の三脚はファインダーを覗きながら思い通りに固定できるようになり、感動しています。 これまで友人からいい三脚を買うように勧められてきましたが、三脚にこだわる理由がようやく判りました。（2006.12.19）
参考→手持ち三脚比較表

ネオカルマーニュ645 三脚としての機能美を備えているネオカルマーニュ645/Neo Carmagne 645。脚の一段目は発泡ゴムで覆われる。発砲ゴムの覆いは脚部の保護や寒冷時の取り扱い易さだけでなく、握りが太くなることで総重量が実際よりも軽く感じる効用もある。全高172cm、最低高24.7cm、縮長61.5cm、脚径28mm、重量2.45Kg、定価90,300円（税込み）。2006年9月発売。

マグネシウム製の基台部 雲台操作レバーのシャフト部も発泡ゴムで覆われる。ローアングル撮影のために三段の開脚機構付。

マグネシウム製の雲台 ネオカルマーニュ・シリーズに付属する11月に発売されたばかりの雲台PHD-61。本体はマグネシュウム製。雲台の前後チルト、左右チルト、パン角が精密かつ正確に行える。底面径約53mm、約800g。

ナットロック式4段 エルカルマーニュ・シリーズがレバーロック式であるのに対して、このネオカルマーニュ・シリーズはナットロック式となる。私はナットロック式の方がしっくりくる。先端の石突はゴム式とスパイク式を状況に応じて変えられる。

カーボン製のパイプ パイプには振動吸収性が高いカーボン素材が使われる。

クイックシューを追加 使い勝手を考え、2007.9、クイックシューQRA-635Lを装着（2012.9.20撮影）。