カーナビゲーション

940 Estate - レポート

〜 カーナビゲーション 〜


機種

本体: Panasonic CN-VW007D
ディスプレイ: Panasonic TR-7LW1
TVアンテナ: Interwave ルーフレール取付タイプ

近所のカーショップで付けました。


取付けについて

《本体》
ラゲッジルーム中央にある2枚の床板の奥側の床板に釣り下げました(写真左)。ワイヤレスのリモコンは携帯電話機のホルダーを利用してグローブボックスの蓋に取り付けました(写真右)。 取扱説明書にはこのリモコンでTR-7LW1の操作はできないと書いてありましたが電源のON/OFF以外は大体できます。


《TVチューナ》
助手席下に設置しました。ディスプレイ接続ケーブルの長さの制約があり、他の場所を選択する余地はありませんでした。 しかし、ビデオムービーなどの接続で入力端子を利用するのに便利そうなので最適な場所かも知れません。


《ディスプレイ》
ダッシュボード上にモニタースタンドを使って設置しました(写真左)。 ディスプレイをエアールーバーを塞がないぎりぎりの位置まで下げて固定した結果、前方視界への影響はまったくありません(写真右)。
なお、ダッシュボードに接着した手の形をしたスタンドの台座はそのままでは見苦しいので、ソニー製のスタンドカバー(P/N:3-938-291-01,\600円)で隠しました(写真左)。 ディスプレイに付属のカードリモコンはステアリングホイールの上部にマジックテープで固定ししています(写真右)。 ディスプレイの基本操作はここからすべて行うことができます。
ディスプレイ接続ケーブルの処理は少しこだわりました。雑誌などでディスプレイから出たケーブルをセンターコンソールの脇に沿って下に降ろす配線をよく見かけますが、ケーブルの露出が多くてとても見苦しく感じられます。 そこで露出が極力少なくなるようにインストゥルメントパネルにある予備のスイッチカバーに穴を空けて通すようにしました。 この配線方法により露出部分を20cm程度と短くすることができ、コードクランパーも使う必要がなくなりました。自然にカーブするケーブルは存在感が無く気に入っています。

《TVアンテナ》
アンテナはルーフに直接貼り付けない、別売りのルーフレール取付タイプにしました。 このタイプは、ルーフに貼り付けるタイプや荷室のガラスに貼り付ける室内タイプよりもアンテナの展開に自由度があります。
アンテナは、リアゲートを上げた状態で水平に伸ばしてもリアゲートに接触しないぎりぎりの位置まで後退させて取り付けています(写真左)。 このアンテナは水平に伸ばせるため、JETBAGを搭載した状態でさらにリアゲートを上げることもできます(写真右)。
なお、ルーフボックスを積載しない時はアンテナを跳ね上げることもできますが、目立たないように水平に伸ばして使用しています(写真左)。 しかし、テレビの機能はめったに使わないので普段は畳んだままです(写真右)。
TVアンテナのケーブルは左右のルーフサイドを後端まで20、30センチ這わせてからテールゲート内側に入れ、左右のヒンジ部を通して車内に引き込みました。助手席下のTVチューナーまで車内に露出部分はありません。


《GPSアンテナ》
ルーフ後端に取付けました(写真左)。マグネット式なので置いているだけです。 GPSアンテナのケーブルはルーフ後端からすぐにテールゲート内側に入れ、右側のヒンジ部を通して車内に引き込みました(写真右)。ラゲッジルーム床下の本体まで車内に露出部分はありません。


性能

《ナビ》
操作性と自車位置の精度には十分満足できます。ルート案内時の交差点拡大表示も気が利いています。 しかし、ルート検索は目的地があまり近いと現実的でないルートを検索してしまうことがあるようです。 なお、リモコンに地図回転のボタンがないのを気にしていましたが、ノースアップ表示機能(つねに地図の北を上に表示する機能)と ヘディングアップ表示機能(進行方向が上になるように地図を自動的に回転して表示する機能)の2つがあれば十分であることが使ってわかりました。


《テレビ》
TVアンテナにはいろいろ拘ったものの全般的にはあまり良く映りません。広い場所や電波の強い地域ではきれいに受信できるのですが建物などの障害物があると途端に映りが悪くなります。 高速道路も平地部でないときれいに受信できません。 考えてみれば家庭用テレビアンテナが屋根などの高いところに設置されているのに比べ、自動車は地面を這いつくばって走っているわけですから当然かも知れません。 ちなみに庄内平野では驚くほどきれいに受信します。


カーナビの実用性について

ナビを付けたおかげで、知らない場所に行っても公園や名所などが簡単に見つけられ、立ち寄りたいと思えばどんどん行けるようになりました。 地図帳はラゲッジルームの床下(サブトランク)に仕舞い込んでしまいました。また、高速道路のサ−ビスエリアで必ず集めていた道路地図も不要となりました。 でも地図帳は故障した時のことを考えて一応持っているようにしています。 それにしても、知らないところに行っても迷わず、しかも地図帳を広げずに済む安心感と便利さには想像以上のものがあります。 ナビゲーションおよび地図としての実用性については文句無しです。投資効果は十分にあると思います。


費用(1997年7月)

本体+ディスプレイ: 230,000円(標準価格285,000円)
TVアンテナ: 13,500円
RGBケーブル: 2,850円
取付け工賃: 15,000円
作業時間: 1日