ヘッドライト内部クリーニング
940 Estate - レポート 
〜 ヘッドライト内部クリーニング 〜
ヘッドランプの曇りを取るため、2年11ヶ月、33,500Km時点でヘッドランプ内部のクリーニングにチャレンジしました。
ヘッドランプのガラスカバーが曇っていることには始めの頃から気付いていましたが、作業が面倒そうだったのでつい伸ばし伸ばしになっていました。
しかし最近、ボルボ仲間の吉野さんの車を見てヘッドランプがとてもきれいだったので、ついにやる気を起こしたという訳です。
以下、作業手順を簡単に書きます。
作業手順
- ボンネットを開ける。
- 作業をしやすくするためにグリルを外す。
・グリル上部にある2個の洗濯バサミみたいなクリップを外すとグリルは簡単に外れます。
- ヘッドライトワイパーを外す。
・根元のキャップを外すと回転軸にワイパーを固定している6角ナットがあるので8mmのスパナを使って少しずつ緩める。スパナは入りにくいですがキャップが柔らかめのプラスチックでできているので少々の変形には耐えられます。
・緩んだら6角ナットを指で回して外します。
・ワイパーを回転軸から抜く。このときワイパーブレードを起こすと抜きやすくなります。
・ウォッシャー液のチューブを少し引き出しておく。
- ワイパー根元部のボディ同色プラスチックパネルを外す。
・パネルの両端を両手で持ってゆっくりと少しずつ手前に引っ張って抜き取ります。プラスチックのしなりを利用しながら、折れないように力を加えます。一番緊張するところです。
- ヘッドランプのガラスカバーとランプケースを留めているクリップを外す。
・片側のヘッドランプにつき、上側に3つ、下側に3つありますが、マイナスドライバーの先を突っ込み、剥がすように引っ張って外します。
- ガラスカバーを外す。
・ガラスカバーの上部、下部、グリル側を少しずつ手前に引き出してから、ウィンカーレンズにぶつからないようにしてグリル側から外します。
- ガラスカバーを掃除する。
・濡れた雑巾で内側をきれいに拭く(食器洗いの洗剤で洗えばなお良い)。カットの溝の部分は汚れが落ちにくいので入念に拭きます。
・最後に、雑巾の拭き跡を乾いた布できれいに除去します。
- 反射鏡を掃除する。
・乾いたきれいな布で拭きます。天井部分も拭き忘れないように注意。
- ガラスカバーを元に戻しクリップで止める。
・クリップはガラスカバーのエッジに先に引っ掛けてからランプケース側に手でパチンと嵌め込みます。
・密閉性に関してはしばらくチェックを怠らないようにするつもりです。
- プラスチックパネル、ワイパー、グリルを元に戻す。
なお、ボルボ仲間の「Hideさんの書斎(HIDE945R)」にも写真入りの解説が載ってますのでそちらも参考にして下さい。
宝石のように美しくなったレンズ
雑巾は黒くなるほど汚れていました。日中でも美しくなったことが十分にわかりますが、ヘッドライトを点灯したときはさらに美しさが増します。ハイパフォーマンス・バルブの光質のためもあって抜群の透明感が得られました。