雪の多い地方や海沿いの地方で使われた車は下回りの傷みが早いようで、長野の冬を7シーズン過ごしたMyS90ロイヤルエルメスもご多聞に漏れず、結構腐食が進んでいることが判明した。今回は小島商会さんのお世話になって、特に腐食が進んだキャタライザー(三元触媒)外皮とマフラー吊り金具の補強と修理を行った。最近、軽く負荷を掛けた状態で走行していると1800rpm付近で下回りからわずかにジーっという音が聞こえるようになっていたが、この外皮が原因だったと思われる(今回の処置では残念ながら解決せず)。 なお、小島商会さんは940クラシック時代にアンチスウェイバーを取り付けてもらって以来の訪問となりました(→自動車関連リンク)。(2011.2.4-9、車齢13年3ヶ月、100,662km)
腐食が進むキャタライザー外皮 |
運転席下から見る |
補強されたキャタライザー外皮 |
かしめ部分が崩落し外皮に亀裂 |
助手席下から見る |
マフラー吊り金具製作・交換 |
作業内容
(1) キャタライザー(三元触媒)の外皮腐食による脱落防止策として固定金具製作・取付
(2) キャタライザーと排ガスパイプの腐食による排ガス漏れ防止策として接続金具製作・交換
(3) マフラー吊り金具腐食による脱落防止策としてステー製作・交換(溶接)
(4) シフトレバーにがた付きがあったためシフトリンクブッシュ交換
費用
23,026円(税込み)
※ | キャタライザーは白金などを使っているため国産車でも10万から20万ほどする高価な部品だが、MyS90ロイヤルエルメスの純正キャタライザー(8602953)はVCJ価格で342,300円(税込み)もする。 |
※ | O2センサーと三元触媒は、ボルボが1976年に世界で始めて市販車に搭載した。 |
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