S90 Royal Hermes - レポート

〜 アフターパーツ/ドライブレコーダー 〜

以前からドライブレコーダーを付けたボルボ仲間から「なかなかいいよ」と薦められていたのであるが、このほどついに設置。(2015.8.26最初の設置、2016.6.7カーナビ撤去に伴い配線変更)

ユピテル DRY-WiFiV5c
パッケージ
パッケージ
正確な時刻表示はドライブレコーダーの肝であると考え、GPS内蔵モデルを前提に、小型サイズ、FullHD画質、WiFi機能でスマホ連係、などを考慮してユピテルYUPITERUのDRY-WiFiV5cを選ぶ(Amazon、25,026円・税込み)。
パッケージ内容
パッケージ内容
本体は3つの部品で構成されていて、写真中のパーツが取付ベースで、写真左のパーツで本体を取付ベースに固定する。写真左のパーツを緩めてカメラの上下角を調整し、締めて固定する。パーツを外せば本体を抜き出すことができる。水平調整はできないのでベースを取り付けるときは慎重に。
水平に設置
水平に設置
フロントウインドウの左右中央、ちょうどバックミラーの裏側あたりに付属の両面テープで接着。一旦つけると水平調節ができないので注意深く作業する。この車には日除けの模様に沿って貼ることができる。本体左端中央部のMicroUSB端子が電源入力部で、USB電源ケーブルはすぐ上のヘッドライナートリムに挟み込む。
電源ケーブルを隠す
電源ケーブルを隠す
ヘッドライナートリムに挟み込んだUSB電源ケーブルは、右のAピラー上部から根元まで、ピラーの内装トリムに挟み込む(写真の赤矢印参照)。
ピラー根元から運転席ドアへ
ピラー根元から運転席ドアへ
ヒューズボックス横を這わせて下へ ダッシュボード下を這わせてステアリングポストへ
ピラーの根元からスピーカーの横を通し、ヒューズボックス横、ダッシュボード下を経由してステアリングポストへ。
ステアリングを跨いで反対側へ
ステアリングをまたいで反対側へ
ステアリングポストをまたいで反対側へ出し、オーディオユニットまでダッシュボード下を這わせる。
シガーソケットに接続
シガーソケットに接続
オーディオユニット横から下に降ろしてシガーソケットに差し込む。2連のソケットは上がFMトランスミッター(→iPhoneリスニング環境)、下がドライブレコーダー電源。余ったケーブルは小物入れに収納。
インパネ周り全景
インパネ周り全景
電源はダッシュボード内のETC(→ETC車載器)の電源に接続すればスッキリするのだが面倒なので今回はシガーソケットを利用。


録画された映像
14:23片側1車線道路
14:23片側1車線道路

IEの方は→こちら
映像で見ると広角のせいか車速が速く感じ、運転が粗っぽく見えますが、実際はジェントルです。
14:24片側2車線道路(左の続き)
14:24片側2車線道路(左の続き)

IEの方は→こちら
左の録画映像の続き。1920x1080 FullHDの映像はなるほどシャープ。常時録画は3分単位の細切れでファイル化される。MicroSDメモリーは8GB(FullHDで約1時間収録)が付属しているが、心もとないので対応可能最大の64GB(FullHDで約8時間収録)に変更した。
左の映像を専用ビューワーソフトで再生している画面(地図)
ビューワーソフト画面
左の映像を専用ビューワーソフトで再生している画面(航空写真) 左の録画映像を専用ビューワーソフトで再生中の画面(上が地図表示、左が航空写真表示)。A が再生中の録画区間の開始地点、B がその終了地点(B は地図の外側なので見えていない)で表され、Aからの走行軌跡が赤い線で表示される。赤い軌跡の先端が再生中の現在地。アナログメーターにはその時点の走行速度が表示されます。GPS搭載機はいつどこを走ったのか、あとで地図とともに正確にトレースできることが大きなメリット。
20:40夜間(音声なし)
20:40夜間(音声なし)

IEの方は→こちら
ガソリンスタンドから夜間走行へ。夜間走行もまずまずの明るさが確保されている。

※録画されたMP4データは改ざん防止のためと思われますが、動画編集ソフト「Corel VideoStudio Pro X4」で開けませんでした。


偏光フィルター装着DIY
汎用の偏光板を利用
汎用の偏光板を利用
偏光板を丸く切り抜く道具 ダッシュボードの映り込みをできるだけ抑えるために偏光フィルターを装着する。使った材料は「偏光板 スモーク 100 × 100mm 粘着あり」(Amazon/特殊素材問屋、税込み186円+送料550円)と丸く切り抜くクラフトパンチ1/2インチサークル(Amazon/カール事務器、税・送料込み441円、左の写真)。
偏光板の仕様は、製造:株式会社ポラテクノ、厚み:210μm、粘着:片面のみあり、偏光度(特定の振動面を持つ光以外をどの程度遮断するか):99.8%以上、透過率(通過する光をどの程度遮断するか):40.0±2.0。
小さく切ってレンズに貼る
小さく切ってレンズに貼る
偏光フィルターは角度によって光の通し方が変わるので、準備作業として青空などを見て青く見える方向を確認し印を付けておく。私は写真のようにネームペンで印を付けた。この偏光板の厚さは210μmあるが、けっこう厚くて硬いと感じる。準備ができたらレンズを覆う大きさの円形(φ12.7mm)に切り抜いて、接着面(この製品の場合は湾曲している面の内側)の保護フィルムを剥がし、印が縦方向になるようにレンズ部に貼り付ける。最後に表の保護フィルムを剥がして完了。
偏光フィルターなしの映像
偏光フィルターなしの映像

IEの方は→こちら
偏光フィルターなしの場合、ダッシュボード、助手席エアバッグの蓋、カーナビ、GPSなどが映り込んでいてかなり見づらくなっていることがわかると思う。
偏光フィルターありの映像
偏光フィルターありの映像

IEの方は→こちら
効果は一目瞭然。偏光サングラスを掛けて運転した時と同様、ダッシュボードはほとんど見えず、映り込みが大幅に軽減されていることがわかろう。スモーク色ということで暗くなるかと心配したがまったく問題なく、はっきり、くっきり、色彩豊かで落ち着いた映像になった。この価格にして効果絶大。言うこと無しである。




iPhoneとの連係
iPhoneから本体を操作
iPhoneから本体を操作
ユピテルのDRY-WiFiV5cにはWiFi機能がある。iPhoneから専用アプリ DRY-WiFi Remote を使ってWiFi接続すると、iPhoneから操作できるようになる(この場合、本体側での操作はできなくなる)。ただし、iPhoneからの指示で録画している時はGセンサーによるイベント記録が行われないことに注意が必要だ。また、WiFi接続する際は録画を一旦止めなければならない。これらはWiFi連係する上では大きな欠点となろう。
録画中のカメラ画像をモニター
録画中のカメラ画像をモニター
iPhoneを横にすると、録画中の映像が写真のとおり全画面表示になる。

iPhone6 車載ホルダーについては「アフターパーツ/iPhone再生環境」でレポート(→こちら)。






[ アフターパーツ/メニュー ]